病気発覚時の夜から

       

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 父の病気が膵臓がんであることが分かり、絶望的な心境になったのですが悩んでいても仕方がないと思い、治療する方法をインターネットで模索する日々が始まったのです。

 

がん治療も優先課題ではありますが、血糖値のコントロールも最優先で、万が一に低血糖の発作が起こると瞬時に意識がなくなり、仮に倒れた時の糖分を摂取させる手段なども病院側から伝えられ事態は深刻なものだと感じていました。

また抗癌剤治療は必須事項だと認識してはいましたが、調べれば調べるほどに悲しくも良い結果が得られないようなことばかりが書かれていてほんとうに失望しそうでした。

 

 

離れて暮らしている妹がいて、しばらくは連絡も取っていなかったのですが、事態を伝えない訳にもいかず大切な事なのでメールで伝えました。

この時までは兄妹でも仲が良くないと思っていたので、返事を返してもらえるか不安でしたが仕方がないと割り切りました。

 

何年も顔すら合わせない状況が続いて、兄妹で音信不通の状態にしたのは僕にも責任がありとても伝えにくかったのです。

 

 

しかし離れていても親を想う気持ちは伝わってくれたのか、すぐに返信のメールが来てとても心配している様子が伺えて安心しました。

また親の面倒を見てもらって感謝しているという文章が僕に書かれており長年の誤解が解けたようでした!

 

 

とりあえずは家族には連絡出来たので、病状が出だした春の頃を思い返していました。

 

ここ数年は父と母は時折り衝突して喧嘩もあったのですが、いつも父が折れて事は収まっていましたが、この頃からは気の長い父が激しく反論しだしたことに少し何か変化が起こったような気もしていたのも事実です。

体調の辛さから精神的にも耐えかねる時が、おそらくこの時から来たのだと思いました。

 

その夜は父の病状が気にかかり朝方まで眠れず、ほぼ一晩治療方法考え続けました。

 

 

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