・癌治療の用語(4)

Pocket

       

スポンサーリンク

 

 癌治療における用語を前回に続き説明していきます。

 


PT(理学療法士)

 運動、電気、光線、温熱、マッサージなどの物理的な方法を用いて患者の体の運動機能を回復させたり、機能低下を予防する役割を担う専門家のこと

 


PCR

 遺伝子の検査に用いられるもので、特定のDNA断片だけを選択的に増やして調べやすくするために用いられる遺伝子増幅技術

 


標準治療

 現在利用できる最良の治療であることが示され、ある状態の一般的な患者に行われることが推奨される治療

 


pCR

 顕微鏡による病理組織学的な方法により癌細胞が完全に消失したことが確かめられた状態のこと

 


病理検査(病理診断)

 病変の組織を切り出したり、体の一部分から採った細胞を顕微鏡で観察して、悪性腫瘍や異型度等の組織や細胞の性質を調べる検査のこと

 


病理病期

 病期分類のうち、手術により切除した病変やリンパ節等を顕微鏡で詳しく調べて判断する病期

 


日和見感染症

 健康な人には害のないような弱い細菌や真菌やウイルス等によって感染して症状がでること

 


貧血

 赤血球の数が減少して酸素を運ぶ能力が低下した状態

 


頻脈

 心拍数が1分間に100回を超える状態

 


フィラデルフィア染色体

 DNAが存在している染色体の中で、22番染色体と9番染色体の組み換えが起こることにより異常が生じた22番染色体のこと

 


腹腔鏡

 内視鏡の一種でお腹の内部を観察するために用いるカメラのような器具

 


腹腔鏡下手術

 腹腔鏡を用いて行う手術のこと

 


プロゲステロン

 主に卵巣でつくられる女性ホルモンのこと

 


副作用

 薬の作用の中で治療に不要な作用のこと

 


分化度

 細胞分裂を繰り返すうちにさまざまな機能や形態を持つ細胞に変化することを細胞の分化といい、その分化の進み具合のこと

 


分子遺伝学的寛解

 特定のDNA断片だけを選択的に増幅させる遺伝子検査で、遺伝子異常が検出されなくなること

 


腹膜播種

 癌細胞が臓器の壁を突き破って腹膜に広がること

 


分子標的治療

 癌細胞の増殖する異常な性質の原因となるタンパク質を攻撃する物質や抗体を体の外から薬(分子標的薬)として投与することで、正常細胞を傷つけないようにする治療

 


PET検査(ポジトロン検査)

 ポジトロン(陽電子:プラスの電気を帯びた電子)を放出する薬剤を注射して、特殊な装置で体内から180度反対の方向に放出される放射線を計測して断層画像を作成する検査

 


扁平上皮癌

 扁平上皮とよばれる体の表面や食道などの内部が空洞になっている臓器の内側の粘膜組織から発生する癌のこと

 


ヘリコバクター・ピロリ

 胃や小腸に炎症および潰瘍を起こす細菌

 


膀胱鏡検査

 内視鏡を尿道から膀胱まで入れて膀胱の内部を観察する検査

 


保険外併用療養費制度

 付加的な診療(先進医療にかかわる費用)については全額自己負担となるが、一般の保険診療と同様に扱われるもの(診察や検査、入院費等)は通常の保険診療と同様に一部を自己負担し、残りは健康保険から支払われる制度

 


放射線治療

 癌に治療用の放射線を当てて癌細胞を死滅させる治療

 


訪問看護(ホームヘルプ)

 訪問介護員が在宅で療養している患者の自宅を訪問して生活支援を行うサービスのこと

 


ホスピス

 癌患者を主な対象として体と心の苦痛緩和のための治療とケアを行う病棟のこと

 


訪問看護

 看護師や保健師が在宅療養している患者の自宅を訪問して、医療面から療養生活の支援を行うサービスのこと

 


訪問診療

 在宅療養している患者の自宅を定期的に医師が訪問して、診察、検査、治療等を行うこと

 


スポンサーリンク


ホルモン受容体陽性

 ホルモンと作用する構造のホルモン受容体をもっていること

 


ホルモン療法(内分泌療法)

 特定のホルモンを分泌する部分を手術で取り除いたり、そのホルモンの作用を抑えるホルモンを投与して癌がふえるのを抑える治療法

 


ホームヘルパー

 在宅で福祉の援助を必要とする高齢者や障害者に、家事援助から、食事、入浴、排泄の介助などを行う人たち

 


マンモグラフィー

 乳癌の代表的な検査方法

 


マンモトーム生検

 乳癌が疑われる際に行う針生検

 


未承認薬

 日本の医療環境において効果や安全であるか等、まだ科学的に確認がされていないために厚生労働省から承認されていない薬剤のこと

 


免疫療法

 免疫を担う細胞や抗体等を活性化する物質を用いて、生体に本来備わっている免疫機能を操作や増強することによって行われる治療法


薬剤性肺炎

 抗癌剤や免疫抑制剤等の薬剤の使用によって起こる肺炎のこと

 


薬物療法(抗癌剤治療)

 癌細胞の増殖を防いだり癌細胞そのものを破壊する作用をもった抗癌剤を用いた治療法

 


薬剤耐性

 薬が効きにくい状態になること

 


輸血療法

 赤血球や血小板等の血球、凝固因子(出血を止めるのに必要なタンパク質)が減少した場合に補充する治療法

 


癒合

 傷が治り傷口がふさがること

 


有病者数(患者数)

 ある一時点での特定の疾患の全患者数のこと

 


有病率

 ある一時点で特定の疾患の全患者の数を、その時点でその疾患を患う可能性のある人口で割ったもの

 


癒着

 本来はくっついていないところが炎症等によってくっついてしまうこと

 


予後

 病気や治療等の経過についての見通しのこと

 


予後調査(追跡調査)

 登録されている患者の生存率計算のために、確認するべき登録患者の生死状況の調査

 


余命

 ある状態の人がこれから先にどのくらい生きられるのか、予測される期間のこと

 


罹患数

 対象とする人口集団から一定の期間に新たに癌と診断された数

 


罹患率

 ある集団で新たに診断された癌患者の数をその集団のその期間の人口で割った値

 


領域再発

 最初に癌が発生した場所の原発巣の近くのリンパ節または組織に再び癌があらわれること

 


良性腫瘍

 増殖が緩やかで転移することがなく、臓器や生命に重大な影響を及ぼすことのない腫瘍のこと

 


療養通所介護

 一般の介護施設では医療面での対応が難しい患者を対象としたサービス

 


臨床試験

 患者に協力していただき、新しく考案された治療法や新薬の新しい使い方が、病気に対して有効または安全かどうかについて調べる試験のこと

 


臨床進行度(進展度)

 癌と診断された時点における病巣の広がりを上皮内がん、限局、所属リンパ節転移、隣接臓器浸潤、遠隔転移に分類し、所属リンパ節転移と隣接臓器浸潤とをあわせて、限局、領域浸潤、遠隔転移の3群で比較すること

 


臨床病期

 病期分類のうちで画像検査や生検等の治療前に得られた情報で判断するもの

 


リンパ液

 血管から染み出した血漿やタンパク質の成分等が毛細リンパ管に再吸収されたもので、老廃物の回収などの働きがある

 


リンパ管

 リンパ液が流れている管で、途中にリンパ節という節目があり、さらに枝分かれして血管のように体中に張り巡らされている

 


リンパ球

 白血球の成分の一種で、白血球の約25%を占めウイルス等の外敵や腫瘍などの異物を攻撃する

 


リンパ節

 全身の組織から集まったリンパ液が流れるリンパ管の途中にあり、細菌、ウイルス、腫瘍細胞等の有無を見張り、免疫機能を発動する関所のような役割を持つところ

 


リンパ節郭清

 手術の際に癌を取り除くだけでなく周辺にあるリンパ節も切除すること

 


リンパ節生検

 リンパ節が腫れている場合に、原因を調べるためにリンパ節を取り出す検査

 


リンパ浮腫

 手術時のリンパ節の切除や放射線治療等によってリンパ液の流れが停滞し腕や脚が浮腫むこと

 


リンパ行性転移

 癌細胞が最初に発生した場所の原発巣からリンパ管に入り込み、リンパ液の流れに乗って途中のリンパ節に流れ着いて増殖すること

 


リンパドレナージ

 リンパの流れをよくするマッサージで、リンパ浮腫の治療として行われる医療行為

 


レスパイトケア

 介護を要する高齢者や障害者を一時的に預かって家族の負担を軽くする援助やサービスのこと

 

 

 

スポンサーリンク
   

Pocket

その闘病から僕が得た全てのものを伝えたい