膵臓がん闘病日記 9/26

       

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2015年9月26日(土)

 

(父の状態)

体温  35.8 ℃

血糖値  mg/dl

早朝     55 (危険値)

朝食前    81 

昼食前 125

夕食前    99

就寝前 121

 


(父の日課)

05:00 血糖測定、低いのでブドウ糖×2

06:00 血糖測定、体温測定

08:00 朝食 4/5程

08:45 息子、嫁、親戚Y夫妻来院

11:00 血糖測定

12:00 昼食

15:00 入浴

17:00 血糖測定、体温測定

18:00 夕食

21:00 血糖測定、体温測定

 


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(父の日記)

09:00親戚Yが顔を出してくれる。

同時に昆布菓子を1000円分位「口が寂しいやろ」と見舞いがてらに持って来てくれる。

口賤しい人間に食事制限をさせるには無理な事で、彼が帰ると直ぐに口に入れ出す。

堰を切った様に食い気が止まらなくなった。

食べた事を後悔するより、その賤しさに自分ながら呆れかえる。

そして我慢のない弱気の性格に呆れかえる。

 

医者は患者に対して節制を強く言うが、実際に節制を説く事の何割をを守れば彼らは満足するのか?

まさかその100%を要求するのではあるまい。

 

膵臓がんの宣告を受けた時点で長くても5年を見積もる。

そう私はあと5年を生き延びれば常識としての想定内だ。

あるいは死は今年中かもしれない。

 

「往く道は精進にして、忍びて終り、悔いなし」死を考える事が恐ろしく、そして辛い。

偉そうには言うが死にたくはない。

瘦せ我慢をして自分を偽るよりももっと素直な気持ちになって、死への恐れ、病気の苦しみ、老いへの寂しさ等、直面する課題に喜怒哀楽を表現する素直な自分であっても良いのではないか。

 

悲しい事だが自分で自分を認識する事さえも出来ない偽りの自分である。

母の懐に入り大粒の涙を流し、大声を上げて泣いてみたい、子供の頃のように、今はもっと生きたいと!

 


(当時の僕)

 今日はまた母を連れて見舞いに行ってきた。

抗癌剤を延期したので体調も良いようだ。

 

一応入院は今月いっぱいの予定みたいで、糖尿病の血糖値のコントロールさえうまくできれば、食事療法も含めてうまくやっていけそうだ。

帰り際にまた母がいらぬことを言い出して喧嘩になりそうだった。

 

とにかくストレス与えないように頼みますよ。

 


(現状の僕)

膵臓癌の為に酷い糖尿病になって、食事制限が掛かりながらも食欲が我慢できず嘆いている様子が伺えた。

自分の病状にまだ生きれるのか、もう死は近いのか複雑な気持ちで悩んでいたのだろう。

 

この頃病院へ見に行っても、僕に悲しそうな表情は見せなかったし、諦める様子などは確認出来なかった!

悩み、答えの見えない闘いに立ち向かうしかなかった。

きっと悲しい時期だったと振り返る。

 

だが文面にあるように偽りの姿を装っていた事になる・・・。

 

何も分かってあげられていなかったようだ。

本当に情けない馬鹿息子だ。

 

心境を気付いてあげられるのが本当の家族ではないのだろうか。

 

このブログを書いていて少しづつ悲しくなる・・・。

 

 

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