膵臓がん闘病日記10/14

       

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2015年10月14日(水)

 

(父の状態)

体重   47.5~48.9kg

体温   36.1~36.5 ℃

血糖値  mg/dl

朝食前 102

昼食前 135

夕食前    57 ブドウ糖摂取

就寝前 151

 


(父の日課)

05:00 血糖測定

06:00 血糖測定、体温測定

06:30 朝食

08:00 散歩 5235歩

11:00 血糖測定

12:00 昼食

13:30 散歩 4903歩

17:00 血糖測定、体温測定

18:00 夕食

21:00 血糖測定、体温測定

 


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(父の日記)

 今日も欲に負けてしまう。

 

食欲、喫煙欲、私は何と弱い精神の持ち主だろうか、自分の命が掛かっているというのに!

自分の大事な命を棒に振っても一本のタバコが吸いたい気持ちが増加してくる。

それを抑制しても辛抱が出来ない。

 

タバコ一本が吸いたくて車を走らせながら自分を責めるが、心と行動が一つにならない。

コンビニの駐車場内の車の中で一服し、目眩の様な感覚を感じながら「わかば」を吸い終えると、箍を外した欲が食欲へと変わり近くのスーパーへ向かわせ菓子買い行動に移る。

 

コントロール出来なくなって買い取る。

それでも自重して甘い物には目が向くが手を出さない。

 

ピーナツや辛い菓子類を選び、血糖値の上昇を気にして満足する程は食べない。

罪悪感に責められながらも、少しだけならと自分を許してしまうのである。

 

 

朝のウォーキング時に知り合いのN氏に会い声を掛ける。

彼は隣町の国立病院に受診に出掛ける途中だった。

 

膀胱癌に侵され、血尿を見てから半年になるという。

すでに転移もしていたが、それを切除手術も終わり定期の診断に行くためだ。

 

癌だけではなく、あちこちが正常に欠けていると言う。

黒い顔色は他に転移の徴候か!?

 

「長生きしような」それが別れの挨拶でもあり、互いにあと3年は生きられるか?とそんな事を考えながら家に辿り着いた。

 

 

山本周五郎の短編集を読み始めると止まらなくなる。

江戸の人情話しはは実に面白く感動の連続でもある。

人の生活とその考えは、世の体制が変わると人の気持ちに寄り添う事で相手を思い、集団の中の人情は今も昔も感激する事は同じで、人の気持ちを大事にしなければ生きていけない人間の性なのだと納得できる。

全部読み切ってしまおう。

 

 

明日はK病院へ通院の日である。

必要な物を準備万端にしておく必要がある。

 

抗癌剤投与までの順序をもう一度確認しておき、薬と医療品もまた在庫を確認しておく事も忘れずに。

 


(当時の僕)

 今朝も血糖値は安定していたようだが、夕方はブドウ糖を摂取して80mg/dl位でとても低かったようだ。

 

夕方、蒸し生姜を味噌汁などに入れてみたが、かなり体が暖かく感じられます。

 

さて明日は抗癌剤投与の日であり、病気の進行具合がとても気になっています。

 

自分の選んだ治療方法が間違ってないかを確認する機会であり、これからの治療方針を考える時であると思っています。

 


(現状の僕)

 この父の日記を読んで見て何と誘惑に弱いのだろうか!

 

自分の親ながら意志の弱さに呆れるばかりだ、情けない男だ。

あとから考えても欲に勝てない人間は、病気に勝てないと思った方が良いのだと思わざるを得ない!

 

少なくともこの時自分は間食もせずに、協力していたのは言うまでもない、裏切り行為に等しいだろう。

 

この程度で生き永らえる位なら、癌の闘病生活も苦労はしないだろう。

日々の生活がどれだけ大切であるかを早く気付き、実行出来るかで余命は変わっていくと感じている。

 

 

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