膵臓がん闘病日記 9/18


 

 

2015年9月18日(金)曇り

 

(父の状態)

体温      36.1℃

血糖値  mg/dl

朝食前 147

昼食前 131

夕食前 358

就寝前    41(低過ぎ危険値)

 


(父の日課)

04:00 525義室の認知症の入院患者の声で起こされる

06:00 血糖測定、体温測定

08:00 朝食なし

11:30 血糖測定

12:00 昼食なし 
                      点滴ビーフリード1000(胃カメラ遅れ絶食の為)

15:00 息子来院

16:00     胃カメラ検診 

17:00 血糖測定、体温測定

18:00 夕食、親戚の娘Yとその子S見舞い

21:00 血糖測定、体温測定

 

下剤を貰う

尿の採取

 



(父の日記)

 胃カメラの検診を言い渡され、同意書を書いたのは昨日の事だった。

胃カメラ検診を行う為にはその準備が必要で、前日17日の24時からの飲料は禁止となり、今日18日の遅い朝食までが絶食となる。

この間の空腹感にも耐えねばならない。

命の絡む問題であってはその忍耐にも差が小さい。

 

気分を紛らわす考えもあって、08:00入浴の許可を取り入浴する。

息子に持ってきてもらった固形石鹸を使い専用のタオルで体を擦ると、皮が剥げた様に清々しい気分が泡を落としたシャワーの後に感じる。

浴室を出て着替え室の大鏡で自分の全身を写すと、悲しい体形になった事を自覚しなければならない。

筋肉という筋肉は脂肪が無くなり萎縮して縮小して細くなってしまった姿である。

ふっくらした部分は何処にも見当たらない鏡に、顔を写した形相が死相に近付いているような気がする。

30年前の国立病院での知人K氏の末期胃癌の時の顔の変化を思い出した・・・。

 

朝食が抜かれ胃カメラ検診の時間遅れもあり、今度は「昼食も抜く」と言い出す。

 

看護師がビーフリード1000の袋を台車に引っ掛けて来て左腕の静脈に差し込む。

この点滴を正午から夕方の食後迄の6時間以上掛かった事になる。

 

この点滴のためか夕方17時の血糖値は358mg/dlに跳び上がる。

18時の食前のノボラピットは8単位を指示され、別に小注射一本を添える形で注入する。

 

その後21時迄テレビを見る。

 

血糖値を計測すれば異常に低く41mg/dlで体調の変化を感じる。

熱さを感じ額からは汗が出て滴る迄になる。

呼吸もし辛い。

恐ろしい低血糖の状態を経験した事になる!

 

これからもいつ起こるも知れないこの状態の感覚は記憶に刻み込んでおく必要がある!

 

悲しい状態ではあるが何度も経験したくはないからだ。

 

 

訪問見舞いは本当にありがたかった。

 


(当時の僕)

 今日は昼から見に行ったら栄養剤を点滴してました。

 

夕方にはY姉と娘のSが見舞いにきてくれたようだ。

みんなが来て励ましてくれるのはたいへん良いことだと思う。

本当に感謝の言葉しかありません、いつもありがとう。

m(_)m

 

次の日曜日には1日退院許可が出たようで、妹のYも帰って来ることだし、みんなでお彼岸参りにでも行こうと思ってます。

 


(現状の僕)

僕自身はこの日も別に変わった事は無かったように思っていたが、必要以上のインスリンを投与した事により低血糖の発作が起こったのだと思う!

 

とても危険な状態であるのは間違いないし、仮に1時間近く早めに眠っていたら低血糖状態のまま意識が無くなり死に至っていてもおかしくない状況だろう!!

夕方迄食事を抜かれ栄養剤の点滴で一気に血糖値が上昇したので、医者が多めのインスリンを投与する指示をしたのだろうか?

 

膵臓の機能低下によりインスリンの出が悪いのを補うために、インスリンを注射しているのだが、低血糖状態から血糖値を上昇させるグルカゴンも分泌が悪いのかもしれない。

 

血糖値を下げるインスリンは膵臓単体からしか分泌出来ないと聞くが、血糖値を上げるグルカゴンは各所から分泌されると思い安心してはならないという事だろう!

 

またインスリンの単位(量)を間違うと恐ろしい結果を見る事になる事も覚えておく必要があるようだ!

 

 

 

 

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