膵臓がん闘病日記 9/28


 

 

2015年9月28日(月) 晴れ

 

(父の状態)

体温  35.9 ℃

血糖値  mg/dl

朝食前    77

昼食前    94

夕食前 155

就寝前 209

 


(父の日課)

05:00 血糖値測定

06:00 血糖測定、体温測定、ブドウ糖×2

08:00 朝食

09:30 息子、嫁来院

11:30 血糖測定

12:00 昼食、F氏、Y子さん見舞い

17:00 血糖測定、体温測定

18:00 夕食

21:00 血糖測定、体温測定

 

薬(リーゼ×1、ロキソプロフェンNa×1)

 



(父の日記)

このところ毎朝の様に血糖値が低く、100mg/dl以下の値がもう10日程続き、今日の朝5時の場合には77mg/dlとなりブドウ糖の固形2粒を経口して体内に入れる。

気になって6時に血糖値を測ってみると、先程よりも更に下がり58mg/dlの値が出る!

ブドウ糖を摂取したのにも関わらず、下がる変動はより理解が出来ない。

それでも血糖値を戻す事を考え固形ブドウ糖2粒を再度口に入れる。

 

昨夜21時のトレシーバ注射が影響し効果している事は確かだが、10日前程からの変化を考えると10日程前から膵臓からインスリンが分泌されている可能性が考えられる。

もしこれが現実ならば膵臓癌の成長が止まり、その機能が正常化しつつあるあるのかもしれない!

 

嬉しい現象であるが何の確証もなく、専門的な裏付けもない。

あるのはただ希望的想像のみの噓偽り、これは妄想か!?

 

08:30主治医回診で食事の米飯増量の指示。

カロリーを1000kcal→1600kcalへ、米100g→160gになる。

食事を満足して食べられるようになった。

朝の血糖値が低い事から主治医は就寝前のインスリン(トレシーバ)を6単位から4単位に減らすよう言い渡されたが、後でその治療を覆し家に帰ってからの食事習慣等を考え、食事量を多少多めに取ると事を見通して今迄1000kcalであったものを1.6倍の1600kcalに増す。

また米の量も100gから160g迄に増量した。

 

それは早速昼食から実行され、食事量が約1.5倍以上になる事で満足を得ている。

だが考えてみるとクリニックIでの食事に比べれば、今現在のこの病院では一食につき倍近くの量になっている様にも思える。

 

血糖値さえ80~120mg/dlの範囲を維持する事さえ出来れば、最高に痩せた身体も少しは肥えてくるのではなかろうか?

そして筋肉も元の姿と力を発揮出来る様になるのではあるまいかと期待している。

 

15時にこの病室に意外な人の見舞いを受け驚いている。

その名はF氏で、自治会では長い間活躍した人で、その甘いも辛いも知り尽くした人でいつも私に親しくしてくれた人でもある。

ありがたい事である。

彼は言う、杓子定規に何事もきちんとやる事は無い!

ある程度は出鱈目にならなければ体が持たないと。

 

そんな事を話していたら、また珍しい予期せぬ人物の登場である。

同級生を自称し親しく話あえるU子さんが顔を出す!

 

F氏を交え三つ巴の会話が続き、約1時間が経過して階下に降りて帰った。

 

廊下ですれ違った娘さんが、最初に同室していたT氏が亡くなったと言う。

この1週間前に回復して出て行ったが、再入院で戻って来て他人に喉の音で迷惑を掛けると言って個室に移った人である。

彼も昭和19年生まれの同い年である・・・。

 

人の命は儚いものであると感じている。

 

一昨日退院したHさんも今朝になってベッドに寝たままで再入院した。

悲しそうな娘の顔を見て挨拶すると、17時になったら会ってほしいと頼みに来るので彼を訪ねた。

 

私の3回目の抗癌剤投与は無くなったのだろうか?

看護師に聞いてもその予定はないと言う。

 

今日午前の血液採取とレントゲン撮影は何だったのだろうか?

 

白血球が戻らず抗癌剤を見合わせているとも考えられる。

 

頭髪が朝の洗顔時に多くが抜けるのを認める・・・。

 


(当時の僕)

 今日は様子を見に行ったら、3回目の抗癌剤を投与するらしい。

 

少し髪の毛が抜けてきて寂しそうだ。

 

今朝は起床時に血糖値が下がりすぎて50位だったらしい。

 

自宅へ帰って来てからは、血糖値のコントロールこそが最大の課題だろう。

あとは食事療法にどれだけ我慢ができるか、厳しいんだろうな!?

 

家族で取り組めば我慢も出来そうなものですが・・・はてさて。

 


(現状の僕)

連日早朝の血糖値が低く、時折り危険域に達している様子が伺える。

就寝前に打つトレシーバ(インスリンで1日長く効く物)の単位が多いためか、血糖値が下がり過ぎているようだ。

 

食事量との兼ね合いで単位を変更する必要があり、かなり悩まされる事が予想される。

 

低血糖になれば意識を失う事を気にしながら、高血糖になれば癌細胞の増殖に繋がるため血糖値のコントロールは重要課題であるのは言うまでもないだろう!

 

この時父は自分の膵臓からインスリンが出だしたのではないかと考えているようだが、確かに自分のインスリンで血糖値が必要以上に下がってはいるかもしれないが、逆に血糖値を上げるグルカゴンも出ていないようで気にかかる。

 

また年齢のためか、回復力も乏しく3回目の抗癌剤投与が延期になるようだ。

 

3週続けて投与が一般なのだが、初回から遅れ気味で、この後は隔週投与へと変更になるのだ。

 

体力が自慢だった父だが、やはり痩せていては体力も乏しくなっていると言わざるをえない。

 

友人や知人に会い楽しい一時を過ごせたので、この日は満足出来ただろう。

 

 

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